コミュニティ通訳研修をしました

公開日 2025.02.25

 令和8年2月22日(日)、Web会議システムを介して、コミュニティ通訳研修を実施しました。この研修は、地域における多文化共生の推進および通訳活動への理解促進を目的としたものです。
 はじめに、講師より、コミュニティ通訳の定義、役割、活動分野、倫理および留意点について講義があり、続いて、医療、行政、学校等の現場における具体的事例の紹介がありました。
 通訳に求められる正確性、中立性、守秘義務の重要性について確認後、支援現場における専門職と当事者との非対称性についての説明があり、通訳者の調整機能や責任の重さについて理解を深める機会となりました。
 質疑応答では、実際の活動場面を想定した質問が出され、活発な意見交換が行われ、参加者の関心の高さがうかがえました。
 この研修のアンケ-トを通して、受講者の皆さんのコミュニティ通訳に対する理解および意識の向上が確認できました。今後、様々な現場で活動して頂けることを期待します。

感想一部抜粋(アンケ-トより)

  • 外交などの国際社会でよく使われる通訳と違ったコミュニティ通訳という私たちの身近にある 通訳方法について知ることができ、とても興味が湧きました。
  • 簡単な日本語に直してからだと学校で習っている英語でも使うことができたりして受験勉強にもなると思ったのでとても良かったです。 
  • 日本の植民地時代の歴史背景からのお話しもあり、新たな視点を得てこれからの外国⼈との関わりに活かせていければと感じました。
  • 日本在住の外国の方は「社会的弱者」であること、人権を尊重すること、通訳時の中立的立場のバランスの難しさ、社会的や行政的な課題など、全般にわたり学ぶことが深かったです。 
  • 私は小学校で英語支援や日本語支援をしているので、 ALT や外国籍児童などに簡単な通訳をすることはあるのですが、今回の学びを活かして行きたいと思います。 
  • 会議通訳の難しさは、在職中に何度も経験し、自分にはとてもできないと感じていましたが、 コミュニティ通訳は、よりクライアント(通訳依頼者)の状況と背景の理解、各種の専門知識の理解も要求されることを学び、さらに難しいと感じました。