公開日 2022.03.22
更新日 2022.03.22
約6600人、約80の国や地域からの外国人住民の皆さんが、この徳島で暮らしています。彼らが、この徳島で、安心して生活することができるよう、必要な日本語の支援や教え方のポイントを研修し、講座受講後は、日本語支援ボランティアとして地域日本語教室等で活動してもらえるよう、講座を開催しました。
日本語支援の講義に先駆けて、なぜ、多くの外国人住民の皆さんが増加しているのか、そして彼らが、どのようなことで困っているのか、さらには、そのような変化している社会の中で私たちに何が出来るのかなど、多文化共生社会について考える機会も設けました。
また、日本語学習者がどのような方達なのかを知っていただくために、日本語レベルの違う日本語学習者の方3名に、参加いただく機会を設けたことにより、学習者さんを身近に感じていただく工夫などもいたしました。
今回、対面での講座はかなわず、もどかしさもありましたが、県内の各所から、また、幅広い年齢層の方々に参加して頂けたこと、そして、毎回、講座をYouTubeで限定配信したことにより、復習の機会を持って頂いたこと、やむを得ず欠席された方には、動画視聴して頂き勉強して頂く機会を持って頂いたことなど、オンラインでの講座が功を奏したことも多々ありました。
ただ、実際の日本語教室で、リアルな体験をしていただく実地研修の企画が、新型コロナ感染症拡大のため、断念せざるを得なかったのが残念でなりません。
感染状況が落ち着いた頃に、実際に、日本語学習さん達と楽しく実地研修を実施したいと思っています。今回、受講した多くの方々に、日本語支援活動とつながっていただければと願っています。
日 時:前期:令和3年11月13日、20日、27日、12月4日、11日 13:30~16:30
後期:令和4年1月15日、23日、29日 13:30~16:30
参加者:36名
- ライブ講座の風景
- パワ-ポイントによる講義