「大規模災害時外国人対応想定訓練」多数の通訳ボランティアにご協力いただきました

公開日 2020.03.13

更新日 2020.03.13

令和元年11月9日(土)、昨年度に引き続き、今年度も南海トラフ巨大地震の発生を想定し、当協会横の「徳島駅クレメントプラザ屋上」を利用し、「大規模災害時外国人対応想定訓練」を実施いたしました。当日は「在住外国人」や「災害時通訳ボランティア」及び「支援機関」など14機関・団体の協力のもと、130名(内外国人55名)の関係者が参加いたしました。

徳島県で大規模災害が発生した場合には、「とくしま国際戦略センター」に、「災害時外国人相談センター」を県国際課と共同で開設することとなっております。

それを踏まえ、訓練では、避難所の機能や避難所でのルールを学ぶ避難所体験(徳島市危機管理局ご協力)をはじめ、多言語の情報提供、災害時通訳ボランティアの派遣訓練(県国際課・当協会担当)、更には災害時の相談訓練(徳島行政監視行政相談センタ-、高松出入国在留管理局、徳島労働局、徳島弁護士会、徳島県医師会、徳島県司法書士会、徳島県行政書士会、法テラス徳島及び吉野川市国際交流協会ご協力)などを実施いたしました。

仮避難所での聞き取りや模擬相談会での通訳では、登録通訳者の方にご活躍いただくと同時に、今年度は、通訳会社と連携し、タブレットを使った映像通訳にも挑戦してみました。

また最後に、あたたかな災害時非常食のカレ-ライス(ハラ-ル対応食も用意)とコンソメス-プを全員で試食しました。

このような、訓練・体験の積み重ねが突発的な災害時に役立つことと思われます。ご協力いただきました、通訳ボランティアの皆様ありがとうございました。

訓練の写真